第2回春日山原始林・奈良公園フィールドワーク

梅雨時期の「雨の森」を体験するフィールドワーク。今回も沢山の1回生の参加してくれました。 春日大社に行ったことがないという学生が多かったため、春日大社を冒頭に見学し、縁起や境内の様子について解説し、その後、春日山遊歩道へ移動しました。 前回同様に、史跡の解説や、原始林を代表するイチイガシの解説、樹種の違いによる成長の違い等について、葉っぱを触ったり、木に触れたりながら体験しながら学んでもらいました。 途中、雨がパラパラと降り出して来ましたが、道の上を葉っぱに覆われた場所では、雨粒が落ちて来ないことを実感してもらいました。 五感で感じる体験では、途中から降り出した雨音にも注目し耳を澄まし、ルーペを使った観察では、普段見過ごしている苔などのほか、小さな昆虫やモミの実生などを発見していました。 参加した皆さんは、普段気に留めない自然を観察することや春日山が置かれている課題について、体験を通じて考え、何ができるかを考えているようでした。