春日山原始林授業づくりセミナー【フィールドワーク】第5回

12/12(土)に第5回となる「春日山原始林授業づくりセミナーフィールドワーク」を開催しました。 テーマは「春日山の石仏と紅葉」。冬の足音が聞こえてきて、紅葉はもう終わったのでは?と心配しながら春日山へ向かいました。 今回は、全員で11名の参加となりました。ルートは、春日大社国宝殿から、上禰宜の道を歩き高畑へ。春日山原始林の南端を走る旧柳生街道、 滝坂の道周辺の石仏を中心に鑑賞しながら歩きました。 参加者には、ルートマップ、石仏に関する資料、ルーペ、希望者に双眼鏡を貸し出し、どんぐりや葉っぱ苔などを観察しました。 冒頭、春日大社境内地では、春日大社境内の鹿燈篭、春日大社境内地の大杉やカミガモシダなどを観察しながら春日大社境内地を上禰宜の道を歩きました。 高畑から滝坂の道へ入り、入り口となる妙見宮参道前の広場にて五感を使って森を感じるアクティビティを実施しました。 その後は、石仏のポイントで立ち止まり、双眼鏡等を使って観察、資料を読み上げ、仏像の特徴(表情、衣装、印などの特徴)を確認しました。 昼食後は、地獄谷国有林から地獄谷石窟仏を鑑賞したのち、春日山石窟仏を鑑賞。 当初予定では、滝坂の道を下ることにしていましたが、時間的な余裕があったため、遊歩道南部を下山しました。 カエデの仲間(イロハモミジ、コハウチワカエデ等)の紅葉がまだ楽しめ、テーマである「春日山原始林の石仏と紅葉」と合致する内容となりました。