第6回ESD構成主義研究会
今回はちょっと場所を変え、奈良市立病院のデイルームで研究会を開催しました。
今、勉強委しているテキストは『状況に埋め込まれた学習』(ジーン・レイブ、エティエンヌ・ウェンガー著、佐伯胖訳、産業図書、平成5年)です。16日は5つの徒弟制の事例を述べた第3章です。
ここで明らかにされたこと。
- 徒弟制は参加と見識が深まっていくプロセスであること
- 実践共同体における幅広い、また広範囲に正統的な周辺的参加が、理解とアイデンティティの増大にとって中心的であること。
- 新参者は、熟練者からスキルや知識を学ぶだけではない。熟練者の仕事観や生き方、アイデンティティそのものを身近に感じることで、「あこがれ」を抱かせる。それが学ぶ動機になっていく。
第6回の概要報告はこちらです。
次回は9月2日(土)の夕方に開催します。