第2回 東大寺寺子屋 事前研修

7月22日(日)に、「東大寺寺子屋」(実施予定日 8月24~26日) の参加予定者(奈良県内在住の児童・生徒20名)からの事前アンケート回答をもとに、グループリーダーをつとめる東大寺僧侶と奈良教育大学生(8名)が東大寺参籠所に集い、フィールドワークのテーマ設定等についての事前研修を行いました。

「奈良県に生まれ育ったのに、東大寺などの世界遺産のことはあまり知りませんでした。興味をもてるものを見つけたいです」、「大仏殿の建物は、いつも真正面しか見ていないから、この裏側を見てみたい」など、明確な目的意識をもって参加する子どもたちが、この寺子屋体験を通して、自ら気づき、考え、智慧を得てくれることを願い話し合いが持たれました。

「今回の研修では、子供たちが自ら気づいて、知りたいことと、大人が知ってほしいことのバランスを保っていくことが重要だと感じました。また、閉門後の大仏殿、大仏様は圧巻で、このような体験ができることにありがたさを感じました。」(参加学生からの振り返り)