和気神社ESD教材開発旅行

岡山県備前市にある和気神社にESD教材開発で訪問しました。

和気神社というのは、奈良時代に合った大事件「宇佐八幡宮神託事件」で著名な和気清麻呂を祀った神社です。宇佐八幡宮神託事件というのは、当時、称徳天皇からの信頼が厚かった道鏡が皇位を狙った事件です。

この道鏡の野心は、和気清麻呂が持ち帰ったご神託によって打ち砕かれます。
その後、清麻呂は怒った称徳天皇から「別部穢麻呂(中澤)きたなまろ」、その姉の広虫は「広虫売(ひろむしめ)」あるいは「狭虫(さむし)」と改名させられ、清麻呂は鹿児島へ、広虫は広島へ流されます。

しかし、翌年、称徳天皇が亡くなったことで、後ろ盾を失った道鏡は下野(栃木)に流され、清麻呂と広虫はもとに戻ることができたという事件です。

しかし、当時、皇位を狙うというのはそうとう重い罪だと思うのですが、下野に流されただけというのは、何か不自然なものを感じました。

概要報告はこちらです。
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