第11回ESD社会科理論研究会

7月末日の20時からという遅い時間でしたが、ESD社会科理論研究会を開催しました。
もう11回目です。

今回は、『学びとは何か』(今井むつみ著、岩波書店、2016年)の第7章「超一流の達人になる」と終章の講読をしました。この本自体が社会科教育と直接関係しているわけではありませんが、日々の授業とは密接につながっています。

教員は教え方の研究はしてきましたが、子どもの学び方の研究はあまりしてこなかったのではないでしょうか。発達心理学の成果を生かし、子どもの学び方に即した指導をやっていこうということで、この本を読んできました。子育てに関すること、どのようなおもちゃが子どもの思考力を伸ばすかなど、親にとっても興味深い内容でした(できていませんでしたが)。

第11回の概要報告はこちらです。

次回は、テキストが新しくなります。
『学びの構造』(佐伯胖著、東洋館出版社、1985年)第1章をやりますので、よく読んで、大切だと思ったところを、そのまま抜き書きして、5部印刷して持参してください。これは、「自分にしかない知識やスキルと探究エピステモロジーがなければ、コラボレーションに貢献できない」とありましたから、しっかり予習してきてください。
新しく参加されたい人も同じです。参加希望者は、中澤までメールをください。

次回開催日時と場所  平成29年8月26日(土)17時から 中澤研究室